プロポリスに含まれるパロチンとは

プロポリスに含まれるパロチンとは、蜂の唾液に含まれるホルモンです。
パロチンを生成できるのは蜂だけでなく、人が食事をしたり耳の下やアゴの下を軽く押すだけで出てくる唾液にも含まれています。

パロチンは唾液線ホルモンで、全身の細胞に栄養を届ける助けをし、肌や髪の若さを保つために役立っています。
そのため肌や髪のつやが失われる・早食い・胃腸の調子が悪い・口臭がある、このいずれかに当てはまる人は、唾液(パロチン)不足の可能性もあります。

早食いが習慣になっている場合、噛む回数が少なく唾液の分泌量が減り、胃腸の消化促進の効果を得ることができません。
ストレスを感じている場合、口臭を防ぐためのパロチンが含まれた唾液は出ません。
このことから、パロチンは体の各所でサポート的な役割を担っていることが分かります。

このように生活習慣で生成量が増減するパロチンですが、心当たりのある方は外部からの摂取が望ましいです。
先述したようにプロポリスは、植物の樹液や樹脂を材料に蜂が唾液と混ぜて作っています。
パロチンには粘膜を強化させる効能も確認されているので、初期の白内障や歯槽膿漏の薬に使われています。

パロチンはもともと人が自身で作りだす成分なので、副作用はほとんどないといわれています。
またカルシウムを沈着させる骨成長作用や、軟骨組織を増殖させることがわかっています。
パロチンは、20代から徐々に減少していくので、上記に挙げた効果も徐々に減少していくと考えねばなりません。
そのため女性によくおこりやすいとされている骨粗しょう症の予防にプロポリスを継続的に摂取していくことが望ましいでしょう。
プロポリスには、女性がうれしいアンチエイジングに対する効果も確認されています。
一部の国では薬として用いられているプロポリスですが、老化現象を抑えるフラボノイド(抗酸化作用)があり、しみやしわの予防することができます。
老化現象は、避けられない紫外線やストレス、増えすぎた活性化酸素弊害が招くものであり、それらを抑制もしくは排除します。

また疲労軽減効果が臨床試験により報告されていますので、健康づくりのための運動後や仕事疲れが抜けない方でも、プロポリスはうってつけな健康食品であるといえます。
また、こちらのローヤルゼリーとプロポリスの違いについても参考にご覧ください。