エキナセアとプロポリス
インディアンのハーブと呼ばれるエキセナ(日本名:紫馬簾菊)、天然の抗生物質と呼ばれるプロポリス、どちらも一部の国では薬として用いられています。
エキナセアは紫色の大きな花を咲かせる植物で、主に根に強い効能を持つといわれています。
欧米の家庭では、ハーブティーとしても手軽に親しまれています。
実験では、インフルエンザの症状を緩和して発症期間を短縮させたという結果が示されているので、欧州では薬として扱われていますが日本での取り扱いは健康食品となります。
一部の人に対してのみ免疫力が高まったと示唆されており、風邪などに対する確実な効果が確認されていません。
口からの摂取で副作用の報告はありませんが、アナフィラキシーショックや胃腸への負担、遺伝的アレルギーに対する副作用が高いとされています。
一方、プロポリスは蜂が巣作りの際に作りだす素材で、強い抗菌作用を持つうえにモルヒネの5~6倍もの鎮痛作用があることが確認されています。
この効果を見出した古代エジプトでは、腐敗防止のためミイラ作りに使用していたというから驚きです。
どちらも古い時代から見出され薬として使われてきた歴史があり、昨今ではエキナセアとプロポリス配合の商品も見受けられます。
併用することで独特なプロポリスの味を緩和し、飲みやすさや使いやすさが増すのはもちろんのこと、エキナセアにはない殺菌・抗菌作用を得られるので風邪予防にも適しています。
健康維持の為に心がけたい、殺菌・免疫力を高めるなどの効果が得られる上に、プロポリスの抗酸化作用で美容にも使うことができます。
日頃のストレスに悩まされ、体の免疫力が落ちている方にうってつけな商品ともいえます。
病院から処方される科学的に合成された薬だけでなく、漢方やハーブを使った代替治療の選択肢も広がり、自分の症状や体に合ったものを選ぶことが可能になりつつあります。
副作用はどのような薬にもかならずあるので、使用方法と用量を守りトラブルがないよう活用していくのがいいでしょう。
またプロポリスの体験談も合わせてご覧ください。